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2025年07月03日

ロレックス デイトナの歴史を完全解説

三重県津市丸之内のブランド品・貴金属・高額買取専門店の

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本日は、「ロレックス デイトナの歴史を完全解説」についてご紹介します。

デイトナ誕生からの60年の軌跡

ロレックス デイトナ。その名は、時計愛好家のみならず、多くの人々にとって特別な響きを持つでしょう。誕生から60年以上にわたり、デイトナは単なる高級時計の域を超え、時代を象徴するアイコンとして、その地位を確立してきました。今回は、そんなデイトナの輝かしい歴史を紐解き、その進化の軌跡を詳細に解説していきます。

 

モータースポーツとの邂逅:Ref.6239の誕生

デイトナの歴史は、1963年に発表されたRef.6239から始まります。当時のロレックスは、モータースポーツへの関与を深めており、アメリカのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイとのパートナーシップを構築していました。その関係性を背景に誕生したのが、クロノグラフ機能を持つRef.6239、後のデイトナです。

Ref.6239は、それまでのロレックスのクロノグラフモデルとは一線を画すデザインでした。タキメータースケールをベゼルに配置し、文字盤の配色もコントラストを強調することで、視認性を高めています。このデザインは、モータースポーツの世界における瞬時の判断をサポートするために追求されたものでした。

搭載されたムーブメントは、バルジュー72をベースにした手巻きのCal.72B。信頼性の高いムーブメントは、過酷なモータースポーツの環境下でも正確な時を刻み続けました。

Ref.6239は、発表当初こそ爆発的な人気とはなりませんでしたが、その実用性とデザイン性、そしてモータースポーツとの結びつきが徐々に評価を高め、デイトナの礎を築き上げました。

 

ポール・ニューマンモデル:伝説の誕生

Ref.6239の登場から数年後、デイトナは思わぬ形で注目を集めることになります。ハリウッドスターであり、熱心なレーシングドライバーでもあったポール・ニューマンが、Ref.6239を愛用していたのです。

彼が着用していたのは、エキゾチックダイヤルと呼ばれる特徴的な文字盤を持つモデルでした。この文字盤は、インダイヤルの数字に独特のフォントが使用され、視認性を高めるためにインダイヤルの目盛りが一段高くなっているのが特徴です。

ポール・ニューマンがレースでデイトナを着用する姿がメディアに露出するにつれ、彼の愛用モデルは「ポール・ニューマンモデル」と呼ばれるようになり、爆発的な人気を博しました。現在では、ヴィンテージ市場で数億円の値がつくこともある、伝説的なモデルとなっています。

 

手巻きデイトナの進化:Ref.6262、Ref.6263、Ref.6265

Ref.6239の成功を受け、ロレックスは手巻きデイトナの進化を続けました。1969年には、Ref.6262、Ref.6263、Ref.6265が発表されます。

Ref.6262は、Ref.6239の後継モデルであり、ムーブメントがCal.727にアップグレードされました。Cal.727は、精度と耐久性をさらに向上させたムーブメントです。

Ref.6263とRef.6265は、プッシュボタンにねじ込み式を採用したことで、防水性が向上しました。Ref.6263はプラスチックベゼル、Ref.6265はステンレスベゼルを備えており、外観上の違いがあります。

これらの手巻きデイトナは、1980年代まで製造され、ロレックスのクロノグラフとしての地位を確固たるものとしました。

 

 

歴代デイトナの革新的な進化

手巻きデイトナの成功を受けて、ロレックスは自動巻きデイトナの開発に着手します。そして1988年、ついに自動巻きデイトナ、Ref.16520が登場し、デイトナの歴史に新たな1ページが刻まれました。

 

自動巻きデイトナの登場:Ref.16520

Ref.16520は、ロレックス初の自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載したモデルです。ムーブメントは、ゼニス社のエル・プリメロをベースにロレックスが改良を施したCal.4030。エル・プリメロは、当時最高峰の自動巻きクロノグラフムーブメントとして知られており、ロレックスはそれをさらに高い精度と信頼性を実現するために改良を加えました。

Ref.16520は、サファイアクリスタル風防を採用し、現代的なデザインに進化しました。文字盤のデザインも一新され、インダイヤルの配置やフォントが変更されています。

Ref.16520は、発売当初から高い人気を博し、デイトナの人気をさらに高める原動力となりました。

 

自社製ムーブメントの搭載:Ref.116520

2000年、デイトナはさらなる進化を遂げます。ロレックスが完全自社開発した自動巻きクロノグラフムーブメントCal.4130を搭載したRef.116520が登場したのです。

Cal.4130は、ロレックスが長年の研究開発の末に完成させたムーブメントであり、高い精度、耐久性、そしてメンテナンス性に優れています。パーツ数を削減し、部品の最適化を図ることで、信頼性を向上させています。

Ref.116520は、ケースの形状やブレスレットのデザインも変更され、より洗練された印象となりました。

 

セラミックベゼルの採用:Ref.116500LN

2016年、デイトナはまた新たな進化を遂げます。セラミック製のベゼルを採用したRef.116500LNが登場したのです。

セラミックは、傷つきにくく、退色しにくいという特性を持っており、デイトナの外観を美しく保ちます。また、セラミックベゼルは、耐腐食性にも優れており、過酷な環境下でも性能を維持します。

Ref.116500LNは、発表されるやいなや、世界中で大きな話題を呼び、入手困難な状況が続きました。

 

最新世代のデイトナ:Ref.126500LN

2023年、デイトナは誕生60周年を迎え、Ref.126500LNが発表されました。Cal.4131という新しいムーブメントを搭載し、より正確に、より耐久性が高く、そしてより美しく進化しました。

ケースサイドのラインも変更され、より洗練された印象となりました。また、セラミックベゼルの縁に金属製のリングが追加され、デザイン性も向上しています。

Ref.126500LNは、デイトナの新たな歴史を刻む、最先端のモデルと言えるでしょう。

 

デイトナの魅力:時代を超えて愛される理由

デイトナがこれほどまでに多くの人々を魅了し続けるのは、その卓越した機能性と美しいデザイン、そしてロレックスというブランドが持つ信頼性によるものです。

モータースポーツとの深い関わりから生まれたデイトナは、そのDNAにスピードと精度を刻み込んでいます。そして、時代に合わせて進化を続けることで、常に最先端の技術とデザインを取り入れ、人々を魅了し続けています。

デイトナは、単なる高級時計ではなく、時代を象徴するアイコンとして、これからもその輝きを増していくことでしょう。

 

 

まとめ

ロレックス デイトナは、誕生から60年以上にわたり、数々の革新的な進化を遂げてきました。その歴史は、モータースポーツとの出会い、伝説的なポール・ニューマンモデルの誕生、自動巻き化、そして自社製ムーブメントの搭載など、常に時代の最先端を走るものでした。

デイトナは、これからもその輝きを失うことなく、時計愛好家のみならず、多くの人々を魅了し続けることでしょう。

 

 

『ブランドハット』では、ロレックスのデイトナをはじめとするブランド製品のお買い取りに自信を持って高価買取をさせていただきます。

大切な腕時計を、経験豊富なバイヤーが最新の相場をもとに、1点1点丁寧に査定をさせていただきますので、

使用されていないブランドバッグやブランド時計がありましたら、是非一度『ブランドハット』にご相談ください。

 

 

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