ブランド品の買取価格相場・買取率・買取が断られる品についての話

【ブランド品買取の相場・基礎知識】買取価格は定価の30％～60％が基準

基本的によほどのレアアイテムでない限りは、売却する品に購入価格を上回る買取価格がつくことはありません。

ブランド品の買取価格における基準は、高くて定価の60％、低くて30％ほどといわれています。しかし、人気の高いアイテムであったり、状態がよかったりする場合は、80％ほどで買取されるケースもあるでしょう。買取店のホームページでは、買取を強化している品を公開しています。該当する品を持っている場合は、通常よりも高値で売却できる可能性が高いです。

また、新品未使用の製品であれば、定価の90％近くで買取される可能性もあります。中古品とはいえ良好な状態で保管されているため、高額で取引されるのです。

【ブランド品買取の相場・基礎知識】ブランド品を売却するなら知っておきたい「買取率」

ブランド品を売却するのであれば、買取率について知っておくことが大切です。買取率とは、販売されていた価格に対し、どのくらいの割合で買取価格があるのかを示す数字のことです。例えば、100万円で販売されていた商品が買取価格60万円で取引されている場合は、買取率60％と表現できます。

買取率は、以下の式で計算可能です。

買取率（％）＝買取価格÷販売価格×100

この数値は、買取業者ごとに設定が異なります。買取率をどのように設定するかは業者の自由であり、絶対の基準はありません。在庫やショップの形態など、あらゆる要素を考慮したうえで各業者は買取率を設定します。同じ商品でも、買取店ごとに買取率が異なるため、様々な店舗に査定を依頼するのがおすすめです。高値かつ安心して利用できる店舗に売ることで、満足のいく結果となるでしょう。

【ブランド品買取の相場・基礎知識】全部の品が買取可能なわけではない

買取店にブランド品の査定を依頼した際、買取を断られることがあります。買取不可となった理由として考えられるのは、「コピー品」です。どれほど見た目が本物そっくりで使いやすい商品だったとしても、コピー品を買取店が買取することはありません。状態がよく有名ブランドの品であるにもかかわらず、買取を断られた場合は、コピー品の疑いがあるでしょう。

基本的に買取店は、コピー品を「偽物です」とお客様に伝えることはありません。ブランド品を「偽物だ」とはっきりと断言してよいのは、その対象となるブランドだけです。買取業者は、ブランド品の取り扱いを行ってはいますが、ブランド品のメーカーではありません。あくまで第三者に過ぎないため、あいまいな言い方になってしまうのです。

ブランド品の本物・偽物を判断するには、鑑定士としての知識・経験が必要不可欠です。正確な判断をしてもらうためにも、実力の高い鑑定士のいる買取店に査定は依頼するように心がけましょう。